アトピー、乾燥肌、敏感肌、にきび、紫外線!スキンケアで、元気なお肌づくりをしましょう。
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■お肌の悩み 〜お肌のこと〜
健康なお肌とは?

まず、皮膚の事を考えてみましょう。皮膚とは自分を外界から守る防御器官です。また人体で最大の臓器です。
面は成人で平均1.8u、総重量10kg.です。
お風呂に入っても、プールや海で泳いでも体の中に水が入って来ないように、オイルコーティングされた角質と呼ばれる細胞で保護されています。この皮膚の最外層は死んだ細胞からできていますが、外界からの刺激を絶えず受けていますので、内側から常に新しく作られています。
血管やリンパ管、汗腺などがある部分を真皮(しんぴ)、皮の部分を表皮(ひょうひ)と呼びます。
表皮は、内側から順に、基底層(きていそう)、有棘層(ゆうきょくそう)、顆粒層(かりゅうそう)、角質層の四つの層から成っています。基底層は、皮膚の細胞を生み出しています。ここで生まれた細胞は、平べったい丈夫な角質細胞に変化しながら、皮膚表面に押し上げられて角質細胞になります。
 皮膚の表面をおおっている角質層は、角質細胞が平均14層ぐらい重なり合ってできています。角質細胞層の一番薄いところが、外陰部の皮膚で、5,6層しかありません。次が瞼で、7,8層です。その一方、てのひらや足の裏などでは何十層も積み重なり、踵などでは100層以上もあります。さらにケラチンと呼ばれるたんぱく質、セラミド(細胞間脂質)や天然保湿因子NMF(ナチュラル・モイスチャライジング・ファクター)が、角質細胞の間を埋めています。この角質層全体で、皮膚の弾力やうるおいを保って、外部からの刺激物質を防ぐバリア機能を果たしています。
また皮脂腺から出る皮脂はトリグリセライド、脂肪酸、ワックスエステル、スクワランなどからなり、皮膚表面に天然のクリームの膜を作ります。これが皮脂膜と呼ばれ角質層の表面を覆って皮膚内部の水分の蒸散を防いでいます。
 健康な皮膚とは、角質層のセラミド・天然保湿因子(NMF)・皮脂膜の三要素がバランス良く機能している事が重要です。スキンケアの第一の目的は、この角質層を健康な状態に保ち、皮膚のバリア機能を高めることなのです。

健康なお肌とは? 「敏感肌」・「乾燥肌」の人が増えてるって本当?
環境の変化で肌質が変わるって本当? 皮膚の事は多面的に考える習慣をつけましょう
「敏感肌」・「乾燥肌」の人が増えてるって本当?

日本人の「敏感肌意識」は、年々増加しており、今や70パーセント以上の女性が敏感肌と感じています。乾燥肌の人に敏感肌の意識が高い傾向にあります。本当の「敏感肌」は17パーセント、季節や体調で変わる「不安定肌」は53パーセント程度です。(全薬工業資料による)
こうした敏感肌や不安定肌は、本来肌が持っている、外部からの刺激に対するバリア機能が低下することにより起こります。このバリア機能の低下は、肌表面だけのことではありません。「インナードライ」と呼ばれる、肌の内部の深刻な乾燥からきている事がわかってきました。
しかもインナードライは、わたしたちを取り巻く環境と、ライフスタイルの変化が大きな原因になっています。
特に紫外線、活性酸素、環境が原因の「乾燥」が、大きくクローズアップされてきました。

健康なお肌とは? 「敏感肌」・「乾燥肌」の人が増えてるって本当?
環境の変化で肌質が変わるって本当? 皮膚の事は多面的に考える習慣をつけましょう
環境の変化で肌質が変わるって本当?

肌の乾燥は老化現象のひとつですが、今日ではエアコンの普及で、家庭でもオフィスでも、一年中空気が乾燥しています。そのため、肌の中の水分が、どんどん蒸発してしまい、年齢に関係なく肌の乾燥が進んでいます。また地球の温暖化現象で、日本上空のジェット気流の流れが変化してきています。今後、日本の気候も乾燥化していくと予想されます。

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環境の変化で肌質が変わるって本当? 皮膚の事は多面的に考える習慣をつけましょう
皮膚の事は多面的に考える習慣をつけましょう

肌のトラブル予防は、「スキンケア」で「保湿」しましょう!

  これまでは、肌トラブルの原因といえば、その人の肌質や紫外線、加齢による乾燥、汚れなどでした。そのため、スキンケアの方法や化粧品を自分の肌タイプに合わせる事で、かなり症状を改善する事ができました。しかし、近年肌トラブルや肌に不安を抱える人々が、急激に増えてきました。
  自然環境、生活環境の変化による肌質の変化は、「乾燥肌」人口を一挙に増加させました。乾燥肌は、肌の表面のカサつきが気になるものとだけ思われがちですが、最近の乾燥肌はもっと複雑で、千差万別です。皮膚は、紫外線や汚れ、アレルゲン(アレルギーの原因物質)などの外的刺激から、人間の体を守るバリアの働きをしています。その皮膚の一番外側にある角質層は、バリアの最前線で、ここで肌の基礎体力が決まると言ってもよいほどです。ですから、スキンケアの最大の目的は、この角質層の「保湿」にあります。最近のスキンケア化粧品は、この保湿成分の開発や、保湿成分を角質層に吸収させる技術を研究しています。もともと角質層には、約15~20%の水分があります。しかし、細胞間脂質セラミドや天然保湿因子NMFが不足すると保湿力が低下し、水分不足になり、とたんにバリア機能が低下します。この機能低下が起こる水分量の目安は、約10%といわれています。皮膚は外からの刺激を排除しようとするとき、刺激で傷ついた角質細胞を補うために、基底層でどんどん新しい細胞をつくりはじめます。そのため、普通は約28日で行われる肌のターンオーバーの周期が、急激に短くなってしまって、肌のメカニズムが狂ってしまうのです。しかも未成熟で、形の一定しない細胞が角質層に次々と押し上げられてくると、レンガのようにきちんと並んでいた角質細胞の層(平均で14層)に乱れが生じます。肌のキメが粗くなって、角質細胞の間に大きなすき間ができて、細胞間脂質セラミドや、天然保湿因子NMFの供給も追いつかなくなってしまいます。そのため、角質層が水分不足になってしまうのです。
  このような状態になってしまうと、外からの刺激物質は、ますます侵入しやすくなり、水分の蒸発がいっそう進んでしまいます。そのため、皮膚はどんどん乾燥して、角質層のバリア機能が、さらに低下するという悪循環に陥ってしまいます。繰り返しますが、スキンケアの第一の目的は、この角質層を保湿し、健康な状態に保ち、皮膚のバリア機能を高める事です。

健康なお肌とは? 「敏感肌」・「乾燥肌」の人が増えてるって本当?
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